いばらきミニバレー協会
  

審判道


  「審判道」とは

随時変更される、ミニバレーのルール運用方法のお知らせ、
また、いばらき協会でおこなっている審判技能レベルの向上を目的とした
審判実技認定の内容を公開しています。
  
楽しいゲームは線審、得点係も含めたしっかりした
審判団のジャッジがかかせません。
ミニバレーを皆で楽しむために当コーナーをご利用ください。


  いばらきミニバレー協会 審判実技検定について

いばらきMV協会では全日本公認B級審判員の資格取得を推進しています。
それに併せ、審判技能の維持、向上をどのようにするかをも検討してきました。

その活動の中で、いろいろな競技の
審判技能向上に関する仕組みを参考にさせていただき、
いばらき協会内でのMV実技認定試験プログラムを作成いたしました。

これは「審判の基本行動ができているか」
協会内で認定することを目的としており、
けっして審判技能が優れていることを認定するものではありません。

認定試験はいばらき協会で2011年から実施しており、
これを基に協会員に審判の基本動作を修得する一助として、
その内容を紹介することとしました。

審判技能は弛まぬ勉強と経験により向上されるものと考えています。
協会員の皆様には継続して審判技能の維持、向上に努め、
より楽しいミニバレーライフをおくられることを願うしだいです。

なお、本プログラムの確認項目等は
全日本MV協会審判講習に則して作成しています。
会員に限らず、内容についてご不明な点、ご指摘などありましたら、
当協会までご連絡をお願いいたします。


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  いばらきミニバレー協会 審判実技検定試験要項

1.目的

 審判のレベル底上げを目的とする。
 最低限のレベル基準を明確化し、いばらき協会として
 審判基本行動の講習会および実技認定試験制度を設ける。

2.認定級
 BB級=公認B級を保持し、いばらき協会実技認定B級レベルに達した者
 BC級=公認B級を保持し、いばらき協会実技認定C級レベルに達した者
 C級=公認B級を保持せず、いばらき協会実技認定B/C級レベルに達した者 

 有効期限を3年とする。
  ※注1)公認B級=全日本MV協会公認審判資格

  

3.受験資格
 ルールブックを所持している者
 公認B級保持者
 公認B級を保持していないものは、審判講習(座学)を受講した後、
 受験資格を与えられる。
  ※注2)審判講習は全日本MV協会主催の2008年B級審判再講習のテキスト
     「審判の基本行動」を基にしたプログラム
     
4.試験時の必要人数
 ①受験者・・・(ここでは例として3名とする)
 ②ゲームプレーヤー・・・8人(2チーム)
 ③線審・・・1名(受験者3名の場合)
 ④得点係・・・1名
 ⑤試験官・・・3名(受験者に対し各1名)
  ※注3)試験官は公認B級以上保持者であり、いばらき協会の実技認定者(BB級)  
 受験者3名の場合、最低16名が必要となる
  ※注4)受験者1名の場合は試験官が1名となるため最低14名が必要となる

5.実技試験
 以下の流れで「主審、副審、線審の基本行動」の確認を中心に審査され
 受験者の合格が必ず保障されるものではない。

 ①事前にゲームプレーヤーおよび得点係は反則指示表に従い
  各人が犯す反則を分担する。

 ②オフィシャルルールにのっとったゲーム進行を行う。
  ただし、点数は1セット5点程度で行う。

 ③受験者は主審、副審、線審につき其々の動きを
  各試験官がチェックリストに沿って確認する。
  ※注5)試験官は受験者と1対1の関係であり、
     主審担当、副審担当線審担当という役割で行う。

 ④ゲーム中にコート内のプレーヤーは自分の担当する反則を犯す。
  その反則が正しくジャッジされたかを担当プレーヤーは確認する。

 ⑤ゲーム(3セット)終了後、プレーヤーが担当した反則が
  ジャッジされたかどうかを試験官に報告する。
  ※注6)受験者は、主審、副審、線審の実技試験を受けることとなり
      試験のために最低3ゲームが必要となる。

 ⑥ゲーム終了後、リーグ対戦表結果について、順位を決めるペーパーテストを実施。
  ※注7)セット率、得失点の計算にて順位を正しく判断する

 ⑦試験官はチェックリストに沿って採点し合否を判定する。


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  ルール情報

ミニバレールールの変更、改訂などのお知らせ。
  ルールブックの改訂はあまりありませんが、
記載されていない運用方法の変更は随時行われています。
  ルール自体の改訂を含め、
全日本MV協会から通達された運用上の変更点について掲載します。

改訂内容 
23/01/08 ・ルールブックP.32 解説22条2-(2)一部削除
【解説22条2-(2)】
1セット目終了後にシフト変更がある場合、シフト表を提出させるタイミングはコートチェンジの後に再度整列させた時です。
「シフト表変更の有無」を確認後、笛の合図でコート内に選手を入れます。

・削除により、P21 解説19条(4)追記

コートチェンジ後に提出できる間を与え、オーダー変更の申し出が無いことを確認すること。
23/01/08 ・ルールブックP6 解説6条2-(1)追加補足
【解説6条2-(1)】
アリーナ内では、原則として水分補給の目的以外の飲食をしてはいけません。
使用する会場の規則に従い、水分補給を行ってください。
なお、低血糖予防など医師の指示で特別な栄養摂取が必要な場合は、事前に大会本部に申し出て、許可を取ってください。


・カードの提示
*施設利用時における遵守事項を守らない場合は、カードの提示もあり得る。

(第6条2-(1)
チームメンバーはルールを十分に理解し守らなければなりません。
解説6条2-(1)
アリーナ内では、原則として水分補給の目的以外の飲食をしてはいけません。同様に使用する会場の規則を守らなければなりません。)
15/05/24

1.プレーボール前の行動
練習開始吹笛後、副審は速やかにボールをコートにおきポジションにつく。時間は吹笛時からの計測。

2.主審
①最終セット前のタイムアウト時間は、トス後に選手の状況を見て主審が決定しキャプテンに伝える。

②イエローカードはあくまで注意。
ボールを速やかに取りにいかない等でも出していく。
鷲掴みについてはレッド対象。カード提示の抵抗感をなくしていく方向。

③整列から練習時間終了までは、主審が選手の状態
(貴金属をつけていないか等)を確認する時間とし漫然と過ごさない。
  
④審判団協議等でボール保持が必要な時は主審が選手に副審にボールを渡すよう促す。

⑤第3セット前に、主審は3分以内のタイムアウトを与えることができるが、(5-18-2)その際両キャプテンに取得希望の有無を聞かない。
(双方のキャプテンに確認すると、どちらの意見を聞くかで不公平が生じるため)

3.副審
①主審が副審の状態を確認せずサーブの吹笛をしたり、補助的判定を確認しない等の場合、主審に注意勧告をしてよい。

②ボール空気圧チェックは副審の責務。(7-23-6)
キャプテンに確認する必要は無し。
(双方のキャプテンに確認すると、どちらの意見を聞くかで不公平が生じるため)

4.タイムアウト
タイムアウトは取った側の権利。
相手側から給水等でコートを出る要求があった場合、タイムが解かれたら速やかに戻るよう話し了承すること。
(戻りが遅い場合は遅延行為でカード対象とする)

5.その他
ボールがコート外に出た場合、審判団は隣の試合に影響をおよぼす場合を除き、取りに行く必要なし。

13/06/22 
15/10/04
サイドライン延長線のフットフォ-ルトについて
⇒主審の吹笛後サーバーがサイドラインの延長線を越え、
隣コート側より走りこんでサーブをした場合、
一連のサーブ動作としフットフォルトを適用する。
(サイドライン延長線外にいても中に入り、
止ってからのサーブ行為はそれに当らない。) 


訂正
サーバーがコート内、サイドライン外にいる場合は主審/線審は適正な位置に移動するよう促し、プレー開始の吹笛をおこなう。
プレーヤーが適正な位置にいない場合プレーが成り立たないため上記記述の状況は発生しえない。
13/06/22
サーブボールをサーバーがトスアップ後触れた場合のジャッジ
→サーバーをさしてアウトのハンドシグナル  
13/06/22
ネット下を通過したボールの判定について
→ネット下を通過したボールが相手側コート内に落ちた場合
(通過した時点でアウト)
主審は中音で吹笛、線審は中音なのでシグナルは出さない。 
13/06/22  中音の吹笛は反則のみならず、プレーを止める場合にも用いる。 
13/06/22 試合中の退場の扱いはその試合のみとする。 
13/06/22
3セット目のチェンジコートでは副審はセット始め時のようなポジション確認はしない。選手に聞かれたら教える。 
13/06/22

審判団のジャッジ判定後、主審に 
「相手のサーバーの順番がおかしいんですけど」
「レシーブ側のポジションがおかしいんですけど」
という行為について

→「プレー中のルールの解釈と適用に関する質問」に当たる。
チームキャプテンの質問で、主審が副審に確認し間違いと判明した場合は、アウトオブポジションを取り、判定を覆す。
ただし気づく前に入っていた得点はそのまま生かされる。

12/12/01 1セットと2セットの間での給水について
ルール上制限は設けていない。
必要な時は主審に給水する旨を伝える。
ただし大会ルール等で制限される場合はそれに従う。
注)最終セットの前に、主審は3分以内のタイムアウトを与えることができる。(5-18-2)
12/12/01 線審の危険回避行動について
線審はコート内にボールが入って主審・副審が気付かず、其のボールがプレーヤーに「危険性」が有ると判断した場合、主・副審にPRして試合を停止する。
ただし、コートにボールが入ったら止めるということではなく、「危険性」が有ると判断した場合に限る。
12/09/30 サーブ吹笛後、トスアップに失敗しボールが身体に振れず床に落ちた場合、サーブをやり直すことができる。
その際、主審は再度吹笛し、その後サーブを行う。
再吹笛前に打った場合はノーカウントでやり直しとなる。
12/09/30 サーバーがラインを間違え、コート内からサーブを打った場合はフットフォールトに該当したが、本来サーバーはコート外に出ていなければサーブの吹笛は出来ないことから
→サーバーがコート内にいるときは外に出してから吹笛をする。
線審もサーバーのライン位置間違いに気づいたらサーバーに注意を促す。
コート内から打った場合はプレーが成り立たたないため、サーブをやり直す。
サーブを打った瞬間にラインを踏む、または超えた場合はこれに当たらず、フットフォルトとなる。(6-20-7)
12/9/30 ボールを高く上げサーブをするプレーの場合、サーブのやり直しが度重なるようであれば遅延行為とみなし、イエロー、レッドカードを出すことができる。
これはボールを高く上げるプレーに限定され、ボールを高くあげる必然性がないため、同じ失敗で遅らせることのないようにするための処置である。
12/09/30  ユニホームには前後に番号をつけること。(3-6-1-2)


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  Q&A

Q:副審がファウルチャージ等で笛を吹いた場合、主審は動作を確認して同じように笛を吹き動作をすれば良いのでしょうか?

A:最終判断はすべて主審になります。
ファウルチャージに限らず、タッチネットでも副審が吹笛できる反則があった場合、
副審が吹笛、主審も吹笛、副審は主審に何があったかハンドシグナルで知らせます。
その後主審が判断選手にハンドシグナルで最終ジャッジをします。 


Q:混成チームのポシションは男女どの位置でも自由ですか? 

A:男女は互いに対角にポジションをとることとし、インプレー中は自由です。
最終判断はすべて主審になります。

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